2010年11月14日日曜日

森健志郎氏「竜馬は生きている」をテーマに講演

10月31日、高知市で開催された四国ブロック大会の記念講演。
坂本竜馬記念館館長の森健志郎氏は「竜馬は生きている」をテーマに講演した。
2年前のNHK大河ドラマで山内一豊が取り上げられたばかりなのに、今年なぜ竜馬がという疑問があったが、NHKの人に言わせると「竜馬は全国区で高知ではない」ということだった。なるほど、そう言われればそういうことになる。
「龍馬伝」が始まる前から竜馬記念館には多くの人がくるようになった。普通、観光バスが連ねてくる風景を想像するが、竜馬さんの場合は一人旅や数人連れが多いのが特徴。
個人を対象とした記念館で年間来場数が一番多いのが岩手の宮沢賢治記念館で約17万人。竜馬記念館は二番目に多く14万人だった。ところが今年はすでに45万人に達している。いかに多くの竜馬ファンがいるかということが分かる。
私などは毎日、駐車場の整理に追われている。
月曜日の朝の仕事は、全国の竜馬ファンからの電話対応だ。職員は最初の電話が鳴ると顔を見合わせる。誰も取りたがらないのだ。前日の「龍馬伝」の内容に関するものばかりで、歴史と違うとか、弥太郎を汚く描きすぎだとか、長い人だと30分ぐらいおしゃべりをする。この対応がなかなか大変なのだ。

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